HPV感染症(子宮頸がん)

HPVワクチン

HPV感染症(子宮頸がん)について

ヒトパピローマウイルス(HPV)で発症する病気とは?

ヒトパピローマウイルス(HPV)は、多くの女性が生涯で一度は感染すると言われています。感染しても大抵の場合は自然にウイルスが消えますが、子宮頸がんなどのがんや尖圭コンジローマといった病気を引き起こすことがあります。特に若い女性の間で子宮頸がんの発症が増えています。

厚生労働省「ヒトパピローマウイルス感染症とは」「リーフレット(詳細版)」を加工して作成

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/hpv/index.html

子宮頸がんの初期段階での兆候はどんなものがありますか?

子宮頸がんは初期の頃にはほとんど症状のないことが多いですが、生理時以外の出血、性行為後の出血、おりものの増加などが兆候として現れることがあります。進行すると下腹部痛や血尿が出ることもあります。これらの症状があれば、迅速に医療機関を受診する必要があります。
また、子宮頸がんは早期発見ができれば比較的治癒しやすいがんですが、進行すると治療が難しくなるため、定期的な検診を受けて早期発見に努めることが極めて重要です。

厚生労働省「HPVワクチンに関するQ&A」を加工して作成

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/hpv_qa.html#Q1-4